4年生ディズニー一日研修
掲載日:2017.05.23
5月12日(金)、ディズニーランドで一日校外研修を実施しました。天候に恵まれ有意義な研修でした。当日は、会場のサンルートプラザ東京ホテルに9時50分に集合し、予定通り10時からレクチャーを開始しました。3人のオリエンタルアカデミーのスタッフの方に、ディズニーテーマパークの考え方について説明していただきました。それは、親と子が一緒に楽しめるファミリーエンターテイメントの場所として作られ、そのための工夫として、映画のテーマを取り入れて五感に訴えることをしていること。青空を背景とした巨大なステージで演じるキャスト(従業員)とそれを見に来るゲスト(お客)から構成されていること。お客を楽しませる企業理念を反映させている「おもてなし」の基本は「相手の立場に立ち自分から行動をすること」であること。また、ゲストに最高のハピネスを提供するために4つのキャストの行動基準(安全・礼儀正しさ・ショー・効率)があることです。その説明の間に時々数人の生徒に質問を投げかけていただきました。そして、スタッフの明るく弾んだ声に興味深く耳を傾けていました。ウォルト・ディズニーの歴史等の紹介もあり、最後に2人の生徒に「おもてなし」の実演をしてもらい、スタッフの指導のもとお互いに講評をし合っていました。学び多い機会になったと思います。
午後は、パークに入り、実際にキャストがどのような仕事をしているのか、レクチャーで学んだ「おもてなし」の心はどのようなところに表れているのかなどの学習をするために、班ごとにキャストにインタビューをして一緒に写真を撮るパーク研修です。キャストとのふれ合いはもちろんですが、どの生徒もディズニーランドを満喫した様子でした。
以下、生徒達の感想文の一部を紹介します。
*今回の研修で相手に対して、常に礼儀正しさを持って接することが大事であり、これは仕事のみならずに日常でも言えることである。嫌な事を後ろ向きに取るのではなく、次こうなった時に活かそうと考えるのは仕事において最適であると考える。更にコミュニケーションは、特に大事なことで、全ての関係においてコミュニケーションがなければ成り立たないと考える。相手の立場に立つというのが私にとって今後の大事なことであるということがわかった。これまで記したことはすべて「あたりまえ」であり、これを磨くことが相手のためになる。パーク研修で学んだことは、言語が違う人でも積極的に相手に接するという心構えが大変素晴らしく、私も見習いたいと思う。なぜならグローバル社会において言語が違うことは、仕事をするのに大変なハンデがあるからであると思う。それを超えて相手に接するということは大事であると改めて考えさせられた。
*今回のディズニー研修を終えて一番に感じたのが、すべてのキャストさんたちが自分の仕事を楽しそうに誇りを持っていたことです。駐車場で車を誘導しているキャストさんも、パレードで踊っているキャストさんもお客さん(ゲスト)を楽しませようとしているのがとてもよく伝わってきました。研修で教えてもらった「コミュニケーションのポイント」のあいさつ、スマイル、言葉使い、アイコンタクトの4つは、仕事や学校生活で互いに信頼し合い、チームワークを発揮するのに大切だということを感じました。私は、将来つきたい職業はまだ決まってないけれど、どんな仕事についても今回のディズニー研修のことを思い出して、相手の立場を考え、効率的かつ笑顔で働くことができるようになりたいと思いました。なので、今の学校生活でも先生方や友達との関わりを大切にしていこうと思います。ディズニー研修楽しかったです。
*いつもは遊びに、楽しみに行くという感覚でディズニーに行っていたけど、今回は研修という形で入ってキャストさんの今までは分からなかったところが知れて、とても良かったです。相手の立場に立って行動するということや自分から積極的に声をかけゲストの安全を守るという2つの行動を心がけていることにすごいなと思いました。ずっと笑顔で接客していて、話していても楽しいし、笑顔をたもっていられるのがすごいと感じました。今回インタビューさせてくれたキャストさんは、パレードを安全に行うための仕事をしていて、まずは笑顔を忘れないで、自分が楽しんで仕事をしているといっていたが、ゲストを喜ばせるには、確かに自分が楽しんでいないで暗い気持ちや嫌な気持ちで働いていたら、ゲストもそんなのは見たくないし、楽しい気持ちにはなれないなと思いました。これからディズニーに行くときは、ただ遊びに行くのではなくキャストさんがどのように働いているのかを見るのも大事なことだと思いました。