深い愛に導かれ、
自分らしく生きる。
使命を与えられた「わたし」をどう生きるか。
人は何のために生きるのか。
「よりよく生きる」とはどのような生き方なのか。
準備万端整えても、思った通りに進まないのが人生です。
時には、想定した目標を書き換える「しなやかさ」が求められることさえあるでしょう。
だから聖書を読みましょう。
いくつもの「危機」を乗り越えてきた聖書を。
そして自分が愛されていることを知りましょう。
自分を愛する人は、他者を愛する人として成長します。
他者を愛する人は、世界を支える力が備わり、危機を乗り越える力を得ます。
聖書の示す深い愛に励まされ、それぞれが求めて進む道は、平坦ではないけれど、豊かな道。
これが本校のキリスト教教育です。
毎朝の礼拝
礼拝堂の静寂の中には、いつもの生活とは異なる時間が流れています。神の前に一人の人間として立ち、神と向かい合い、自分自身の在り方と向かい合う大切な時間です。 自分自身を知ることで、時には心の中に穴が開いているように感じることもあるかもしれません。あるいは自分の良いところを見出し勇気づけられることもあるでしょう。自分の姿とじっくり向かい合うことで、次の一歩をどのように踏み出したらよいか、それまでは見えなかった新しい「道」、つまりこれから進むべき「道」が示されるのです。
花の日礼拝
キリスト教の暦では、6月の第2日曜日を「花の日」または「こどもの日」としています。「奉仕と感謝」を学ぶ日です。 本校では生徒が持ち寄った花を近隣の福祉施設にお届けして、交流の場として大切にしています。
収穫感謝礼拝
アメリカ大陸に移住し、最初の冬に餓えと寒さで多くの死者を出した清教徒が、次の年に先住民の協力を得て多くの収穫を得ました。それは自分たちだけではなしえなった実りで、神と支えてさった多くの方々への感謝と共にささげた礼拝に由来します。ささげられた果物や米は必要とされる施設にお届けし、「恵みを分かち合う」ことの豊かさを学びます。
クリスマス礼拝
主イエス・キリストのご降誕をお祝いして感謝の礼拝をささげます。聖書には、クリスマスの出来事を最初に知らされたのは、社会の片隅に追いやられた羊飼いたちだったとあります。すべての人が居場所のある世界の実現のために救い主が誕生されたことをお祝いします。本校では、クリスマスの意味を理解した生徒たちによる聖誕劇、トーンチャイムの演奏や十字架行進を行い、教職員と一つになって創り上げた礼拝をささげます。
聖書の授業
世界が大きく変化を遂げる時代の流れの中にあっても、「変わらない価値を持つ言葉」があります。それは、人間として生きるために必要で、一人一人のいのちが輝く術を示し、他者を理解するためのヒントが隠されている言葉です。この言葉を通して世界を見つめると、全てのいのちが共に生きることのできる道を知るのです。生きる「道」を探求するための知恵と力を蓄える時間です。聖書の授業で学ぶのは、言葉に秘められた力と希望。生きる糧を得る時間です。
ボランティア活動
校訓「人になれ 奉仕せよ」とあるように、他者のために努力を惜しまない、社会に貢献できる人に育ってほしいと願っています。多くのボランティア活動を実践し、生徒たちが自ら行動して”体験”から学ぶことを大切にしています。
2023年度に参加した主なボランティア活動
関東学院親と子のひろば おりーぶ/横浜外国人墓地清掃/よこはまユース夏期ボランティア/うみとそらのおうちボランティア/ベトナムフェスタin神奈川/金沢八景教会清掃ボランティア/関東学院クリスマスコンサート/能登半島地震募金ボランティア/横浜あおぞらリレーマラソン/生口島ボランティアキャンプ/夏の中高生ボランティア体験/YAAAS RUN/ひとり親世帯向けのクリスマスプレゼント作成/関東学院のびのびのば園ボランティア/スポGOMI甲子園/関東学院教会清掃ボランティア