校長のつぶやき(61)2学期、落ち着いてスタート
掲載日:2021.09.02
◆9月2日(木)現在の学校運営(8月27日以降)
*1年生から5年生(中1~高2):
全生徒on-line(リアルタイム・双方向)
*6年生(高3):
on-line(リアルタイム・双方向)と教室での対面授業(分割登校)
・全学年1コマ35分の短縮、一日7時限授業
・通常の時間割でのon-line授業
・休み時間は通常より長く20分
・宿題提出等は、当日なら午後7時を目安
・6年生は、
…登校する日を原則、出席番号の奇数・偶数で「分割」、登校人数を「分散」。
…進路活動で登校の変則あり。
…登校は強制せず、on-lineか対面のいずれかで出席。
◆9月13日(月)以降の学校運営
*社会情勢(日毎の感染者数、10代以下感染者%、横浜市のワクチン接種の進捗…)の予測
*本校の状況(本校関係者の状況…)の見極め
始業式1週間前の8月22日(土)夜、2学期をどうやってスタートさせるか…決断に苦しみました。夏休み中は毎日横浜市の年代別の感染状況をチェックしていました。前日の21日午後に、27日(金)始業式と30日(月)から始まる授業についてほぼ決定し、23日(月)にKGM通信(在校生保護者向けメール配信システム)で、「中高全学年での学年別の分散登校」を案内することにしていました。
しかし、21、22日の横浜市の発表データで、これは危険と判断しました。毎日の感染者はその数日間で1000名を超えるようになっていました。しかし、それ以上のファクターとして39歳以下のワクチン接種の状況から考え、新しい感染者数が増減しても、10代以下(0~19歳)の感染者数%がこれからは当面、20%をコンスタントに超えると予想しました。
23日(月)朝から急遽、学校執行部会を開催。全員が不特定に交流する始業式を在宅でのon-line実施に切り替えること、1週間後の授業再開を現在の様式に、と決定しました。私立の他校はほとんどが本校よりも始業が1週間遅く、また公立の中学校も相模原市以外は、まだ8月いっぱいまでの夏休み延期を決定していませんでしたが、本校がon-lineと早々に決定したのは、横浜市の発表データに基づいての予想からでした。
判断した頃のデータより日毎の総感染者数は減っていますが、10代(10~19歳)の感染者数%は、始業式の8月23日以降は約13~15%、10代以下(0~9歳)は約21~23%と夏休み前より3~5%高く推移しています。感染に十分に注意しましょう。