屋久島・種子島研修を行いました


掲載日:2022.04.02

3月22日~26日の5日間、中学1年生から高校2年生までの29名が、屋久島・種子島での研修に参加しました。この研修は過去2回、新型コロナウイルスの影響で中止となり、現地での研修は今回が初めてでした。

屋久島は 1993 年、白神山地とともに自然遺産として日本で初めて世界遺産リストに登録されました。屋久杉の森は手つかずの秘境ではありません。屋久島の人々が 500 年も前から巨木を倒し、暮らしを支えてきました。そこには、たくみな森林の生態と人々との関わりが秘められています。この研修では、縄文杉までのトレッキングを行いながらSDGsの視点で自然を様々な角度から見聞、そして、世界一美しい射場と称される種子島宇宙センターの景色とともに打ち上げを支える人、そして科学技術の結集を直接見て聞いて体感することができます。

初日は屋久島世界遺産センターの見学、2日目は屋久島トレッキングに挑みました。トレッキングはあいにくの空模様でしたが、日頃なかなか体験できないプログラムに、参加した生徒も充実した表情でした。

3日目はウミガメについての講習を受けたり、増田宇宙通信所を見学したりしました。4日目は、種子島宇宙センターを見学するグループと種子島マングローブパークのカヤック体験をするグループに分かれて研修を行いました。種子島宇宙センターでは研修レポートを作成するために、研究員の方に積極的に質問する生徒の姿が印象的でした。