Global Relations Challengeを行いました


掲載日:2022.06.09

高校1年生では、株式会社ISAによる「Global Relations Challenge(以下GRC)」を行いました。

このGRCは世界中のゲストとつながり、世界の現実を知ることを目標としたオンラインセミナーで、年間を通して全3回行われます。

1回目の今回は、シンガポール在住でマイクロソフトに務めている岡田兵吾さんに講演をしていただきました。各教室の黒板に映し出されたZoomの画面にはリーゼント姿の岡田さんが登場し、開始早々はそのインパクトに圧倒されていた生徒たちでしたが、生徒からの質問に対し丁寧に回答してくださる姿に、メモを取りながらお話引き込まれていきました。

先週には事前学習として、株式会社ISAに勤める本校の卒業生の齋藤貴臣さんにも講演をしていただきましたが、2つの講演で共通していたことはアジアやアフリカの革新的な変貌についてでした。アジアやアフリカにある都市も東京と見紛えるような発展を遂げていて、今後の政界経済を発達させる重要な地域とのことです。

岡田さんは今の職に就くまでに様々な苦労があったそうですが、自らの信念とマインドセットにより道を切り開いてきたとのこと。経験から語られる言葉はどれも印象に残るものばかりでした。今後の日本経済の変化や日本と海外の企業文化の違い、今学校で習っている英語とビジネス英語の違いなど、未来を担う高校生の世代が世界で活躍するために必要なことを知りました。

時間ギリギリまで質疑応答が続き、オンライン上とは思えない熱量が学年のフロアに広がっていました。海外大学への進学や、海外で就職をしたいという目標をもっている生徒もおり、その一歩を踏み出す勇気をもらえた講演会になりました。

以下、参加した生徒の感想(一部)です。
今回のセミナーを受け、大きく2つのことを学びました。
1つ目は、「自分さえ良ければ」をやめることです。個人の成果だけを求めるのではなく、他人の成功に貢献をすることで、自分にも良い結果が生まれるということを学びました。自分のことで精一杯のときには、他人のことを助けるのを後回しにしてしまいがちですが、まずは他者への手助けを優先的に行いたいと思いました。
2つ目は、クロースマインドセットという考え方を持つことです。クロースマインドセットとは、自分の才能や能力は、経験や努力、方法によって変えることができるという考え方です。たとえば、挑戦の壁にぶつかったときに、「挑戦したくない」、「自分にはできない」などの否定的な思考(フィックストマインドセット)を持つのではなく、「喜んで受け入れる」などの肯定的な思考を持つことを言います。
今までの自分はどちらかと言うとフィックストマインドセットの考えを持っていましたが、今回のセミナーを受け、マインドセットを逆転させ、クロースマインドセットの考えを持つように意識しながら生活していきたいと思いました。