高校1年生 高大連携プログラム


掲載日:2022.07.04

高校1年生は6月15日(水)、本校に隣接している関東学院大学で高大連携プログラムを実施しました。
関東学院高校2年生と合同で実施された同プログラムでは、初めに全体会として、関東学院大学学長の小山嚴也先生による「SDGs入門講演」が行われ、その後は11学部の先生方による24講座の分科会に分かれました。

以下、全体会と分科会の生徒の感想です。

<全体会>
基調講演を聞いて一番大切だと思ったのは、社会課題を解決するために自分たちがイノベーションを起こすこと。若者が中心となってイノベーションを起こしていくことでより良い生活様式に変えることができ、課題の達成に繋がると考えた。また、「課題は教室ではなく社会の中にある」ということを知り、積極的に社会の課題について学んでいきたいと思った。

海外ではSDGsは主流ではなくサステナビリティと呼ばれている事を知った。他の国では呼ばれ方は違うけど持続可能性というテーマは変わらないので、世界中で持続可能性を意識していることがわかった。

林業の衰退を防ぐため、杉の間伐材を使った高級割り箸の話に興味を持った。被災地の復興と杉の廃材になる間伐材の有効活用、そして会社を作ることによって被災地の地域の雇用を生み出すなど、一つの事業で様々な持続可能なことへの効果があることを知り、自分も一つのことでも様々な効果があるような事をしたいと思った。

<分科会:教育とSDGs―フランスの教育を例に>
フランスと日本の教育の違い、フランスの入試の説明バカロレアの試験について、講義形式で学んだ
フランスは小学校から大学まで教材や学費はすべて無償で、高校を卒業するための試験を受かればどこの大学を行けるのはとても魅力的だと思っていた。ですが、話を聞いていて無償なのであればその教材などはどこから出ているのかと考えるとそれはフランスの税金から出ているため、それが、フランスの税金が高い理由にもなっていると考えた。
(K.K.)

<分科会:日本は男女平等な社会?身近にある不平等について考えてみよう。>
日本にはどんな男女差別があって女性男性にはどんな損・得があるのかをグループになって話し合った。今回の講座を受けて昔の社会からある男性優遇の社会それを男女平等にしていくにはどんなことをしたらいいのかどんなことがあることで男女差別がうまれるのかとかを深くみんなと話し合えたり実感できたりして良かった。
(S.Y.)

<分科会:『アニメ聖地巡礼』からSDGsを考える>
 先生が去年研究した鬼滅の刃の大ヒットの理由や、旅のカタチの歴史、アニメの聖地巡礼が地域にどのような影響を与えて行くのかを講義を通して学んだ。聖地巡礼の目的はモノではなくその場所で起きた物語を消費するため、新たに観光開発をする必要がない。そのため地域を破壊することがなく観光することができ、聖地巡礼が流行ることで何もない田舎でも観光開発をせずに地域を活性化させることができるという話が一番記憶に残った。
(M.K.)