校長のつぶやき(75)高大連携科目4月から始まります
掲載日:2023.01.31
昨年の7月、校長のつぶやき(67)で書きました。中学2年生と3年生の希望者を対象にした『プログラミング講座』の開始。月曜の15:30~16:20、JavaScript(ジャバスクリプト)を通してプログラミングの手法の基本を理解する講座を始めました。
さて、高校生は…です。来たる4月から本校(関東学院六浦)の高校生を対象にした高大連携科目が始まります。高校1年生から高校3年生が対象です。六浦高校に入学する生徒(内部進学生・高校入学生)から高3生徒まで、関東学院大学との同一キャンパスのアドバンテージを活かした『データサイエンス概論』を開講します。(後期は『データサイエンス演習』)
この講座は、2023年度から関東学院大学の全学部の1年生に対して選択科目として課される講座です。関東学院大学では、全1年生がデータサイエンスの基礎的2科目を通年(半年ずつ計2講座)で受講することが可能となりました。開講時間が本校の平日の放課後の時間帯となりますので、本校高校生が大学1年生と一緒に特別の履修生として出席することが可能な講座です。現在着々と事務手続きの方法などの用意を進めています。
高校からの入学生には3月の入学前登校日に案内する予定でいます。希望者制で受講料もかかりますが、大学生と同じ講座に出席し、宿題や試験も一緒です。高校生でも大学入学前に、成績とともに大学の「単位」を取得すること(=大学入学後は履修不要)ができます。
これからの社会で求められる力は、パソコンができるとかいう単純なレベルではなく…それは当たり前の技能のレベルで、パソコン等を用いてより高度な数量的な処理や統計的な処理ができる力です。大学での主体的な学びや研究にも最低限に必要な能力として求められる力です。4月スタートへの準備を今日も進めています。見つめるべきは、加速度的に進化していく10年後、20年後の未来です。