【選択制グローバル研修】スキー・スノーボードスクール
掲載日:2024.02.14
2月1日(木)から4日(日)、スキー・スノーボードスクールを実施しました。本年度より長野県菅平高原に場所を変更し、最終日に検定を実施するプログラムとなりました。この研修は、選択制グローバル研修の一つであり、スキースノーボードの技術向上はもとより、異なる学年での集団生活の中で、責任感や協調性を養う目的もあります。
【1日目】
参加者が100名を越えるため、東京駅には8時集合と9時集合の2グループで、分散しての出発となりました。新幹線とバスを乗り継ぎ、長野県菅平高原をめざしました。到着後、昼食を食べ、開校式の後、事前アンケートに基づいて分かれた班で、インストラクターの方にブーツの履き方から板の装着方法まで習い、雪がちらつく中、講習がスタートしました。経験者は早速リフトに乗り、白金ゲレンデを周回、初心者はホテル前の緩斜面で練習しました。
夕食の後は講習班ごとにミーティングを行い、練習内容の振り返りや生活面の自己評価を記録。翌日からの講習がスムーズに行えるよう、各班で自己紹介が行われました。校内ではほとんど関わりのない人と4日間密度の濃い時間を過ごす中で、どのような成長が見られるのか楽しみとなりました。
【2日目】
この日は朝9時からの講習で、朝食を済ませた後に、ウェア―に着替え、インストラクターの元へ急いで出かけていきました。天気も良く、意欲に満ちた様子がうかがえました。
1日目よりもそれぞれの技術が上達し、雪にも慣れてきたため、午後の講習からは、練習バーンを広げました。1つ山を越えたダボスゲレンデへ足を運んだ班もありました。午前・午後、それぞれ2時間ずつの講習を受け、15時30分からは各自の練習や仲間との交流も含め、フリー滑走の時間となりました。「景色が綺麗で気持ちがいい」「上達してきている実感があって嬉しい」といった声が、参加者から聞かれました。
朝・昼・夜3食の食事は、異学年で構成された部屋毎に着席して食べました。夕食ではごはんを7杯お代わりする生徒もおり、さながら運動部の合宿のようでしたが、和気あいあいとした時間が流れていました。
【3日目】
1日4時間講習をおこなう2日目となります。翌日の検定試験を意識した発言が多くなり、それぞれが合格へ向けて、練習に励んでいました。午後の講習では、検定試験で実際に使用される斜面と同じ状況で実技の練習をし、インストラクターからターンのポイントを教示していただきました。
講習後のフリー滑走では、各自が検定試験の為の練習をしてる様子がうかがえました。
夜のミーティングでは、合格へ向けて、内容の濃い話し合いをして、充実した振り返りが行われていました。滞在先のホテルでは、談笑したり、トランプをしたりして、笑顔があふれ、他学年との交流も深まっていっている様子でした。
【4日目】
この日は検定試験ですが、あいにくの霧模様。3級受験の班は、リフトを上がった先の林間コースで、4級受験の班はリフト脇の緩斜面で、試験が行われました。緊張した様子ではありながらも、練習の成果を出そうと丁寧に技術を披露していました。
閉校式後に昼食を済ませてから、バスで上田城跡公園に移動し、上田市観光会館でお土産を購入したり、公園を散策したりしました。その後新幹線に乗車し、18時15分に東京駅解散となりました。
事後研修のレポートで、学びの成果が見られることを期待しています。