台湾研修に行ってきました
掲載日:2020.01.26
昨年12月23日から27日、4泊5日の台湾研修に行ってきました。
この台湾研修は全学年が対象なので、参加生徒の学年もさまざまでした。事前研修ではランチミーティングを行い、参加生徒同士、学年の垣根を越えた交流を図りながら準備を進めました。
研修では、現地の学校との交流、ホームステイ、観光名所巡り、B&Sプログラムなど、短期間でも多様なプログラムを行いました。参加生徒達は、事前学習において一人複数の研修テーマを定め、学校交流で日本文化の紹介を行うためのプレゼンテーションファイルを各自のChromebookで仕上げ、いざ出発となりました。
1日目は台湾到着後、空港からそのまま忠烈祠に向かいました。15時からの衛兵交代式は厳かな雰囲気で、生徒一同静粛に見入ったり写真を撮ったりしながら平和に思いを馳せる機会になりました。
2日目はこの研修における主要プログラムの一つである学校交流でした。今回は桃園市の啓英高校(啟英高中)を訪問し、応用日本語学科の生徒達と交流しました。まず本校生徒が到着するや否や熱烈な歓迎を受け、午前中は両校がこの日のために準備してきたものを発表しました。本校生徒達は事前に作成した日本文化のプレゼンテーションを一人一人行いました。日本のアニメ、茶道、和食、また、本校の陸上競技部や鉄道研究部の活動など、日本語、英語、華語を駆使しながら発表した甲斐もあり、大きな拍手をいただきました。また、クリスマスイベントや班ごとに分かれての交流会でより交流を深め、両校生徒とも笑顔に満ちた楽しく充実した一日になりました。その後生徒達はそのまま啓英高校のバディの生徒宅へとホームステイに行き、温かくもてなしていただき感激したそうです。
3日目はB&Sプログラムです。このB&Sプログラムは、台湾の大学生のお兄さん(Brother)とお姉さん(Sister)が観光案内の奉仕をしてくださるプログラムです。本校生徒達は朝、啓英高校のバディと共に奉仕してくださる大学生と合流し、男子班、女子班に分かれて一日台北市内を自由に研修しました。地下鉄やバスを使って、龍山寺、台北101、西門町、小籠包の有名店などを訪れたことは、日本との共通点または相違点など様々な発見があった一日となりました。またこの日の夜には、本校を卒業した後に台湾の大学へ進学した本校OBとOGの2人を招いて座談会を行いました。実際に台湾で勉強し暮らしている先輩達から、海外の大学での学びや生活についての談話、また、これまでの研修で感じた台湾に関する質疑応答など、様々な話をしているうち気がつけば時間いっぱい話し込んでいました。
4日目は日本企業の台北駐在員の方から台湾のお話を伺い、その後観光バスで仇分を訪れました。天候にも恵まれ、頻繁に旅行雑誌やガイドブックに掲載されている九份の町並みや建造物を写真に収めながら散策しました。5日目は故宮博物館を訪れ、有名な翠玉白菜の展示をはじめとする多くの展示品を思い思いに見学しました。
参加した生徒達にとってこの5日間は、さまざまな体験を通し、多くの学びがあった充実した毎日であったことでしょう。3学期はその体験と学びをもとに、今回の研修の事後学習を行っていきます。