11月7日（土），隣接する関東学院大学にて，本校の中学生を対象とした大学理科実験講座が行われました。
希望者を対象として行うこの講座では，中学生が大学内の実験室や研究室へお邪魔し，大学の先生方から直接指導を受ける大変貴重な機会となっています。新型コロナウイルスの影響により，1学期は講座を実施することができませんでしたので，今回が今年度初めての開講でした。

今回の内容は，理工学部情報ネットメディアコースの永長知孝先生による「コンピュータネットワークの構築」と理工学部電気・電子コースの島田和宏先生「超音波センサーを用いた電子回路試作体験」の2講座でした。

「コンピュータネットワークの構築」ではネットワークケーブルの製作からはじまり，製作したケーブルを使用してインターネット回線にアクセスするというものでした。生徒たちにとっては既に当たり前であるインターネットの環境ですが，改めてその仕組みをじっくり考える有益な時間となりました。

また，「超音波センサーを用いた電子回路試作体験」では，簡単なプログラミング言語を入力して，人や物に反応するセンサーの試作体験をしました。自動ドアや防犯センサーなど，生徒たちにとっては身近な場面で使われているセンサーの仕組みに触れるよき機会となりました。