1年生は社会見学後の11月から「言語力活用講座」を始めています。

この「言語力活用講座」は本校オリジナル授業で、今年度までは3年生が週1時間行っている授業です。次年度からは、2年生でも授業化され、複数年に渡るプログラムへと深化します。1年生も週1日、朝のホームルームの時間に「朝日中高生新聞」の記事を読み、キーワードについて調べながらそれに対する考えをまとめ、300字程度の意見文を書くという内容に取り組んでいます。

この講座の目的は、「社会を知る」「語彙を増やす」「意見文の構成に慣れる」「自分の考えを文でわかりやすく伝える」です。初回は「地球温暖化の影響でホッキョクグマが絶滅の危機に」というSDGsに関わる記事で、世界で起こっていることについて具体的な対策も含めて考える機会となってくれればと設定しました。

知っている題材だったためか、構成メモをしっかりと書いている生徒や、教科書やChromebookを使って書き方や温暖化についてさらに詳しく調べる生徒もなども多く、作文は力作ぞろいとなりました。

「言語力活用講座」は3学期も継続して取り組んでいく予定です。生徒たちには、社会に目を向け、様々な問題を知るとともに、自分で解決する意思と力を育んでいってほしいと思います。