英語で学び、世界とつながる力を育てる。
国際教育の必要性
教育を未来に繋げて考える
日本の近未来は、少子化の急激な進行での国際化と併せて、AIやICT、ロボットと自動化の加速度的な発達とその浸透で激変します。大きく変化を続けていく未来社会のなかでどのように自己実現するかを考えることが大切です。 関東学院六浦中学校・高等学校では生徒が在学中に、「考え、チャレンジし、経験できる」プログラムや機会を提供しています。卒業後の進路選択に力強く役立つ英語力、コミュニケーション能力を育成するカリキュラム、アメリカの高校卒業認定が与えられるDDPなどのオプション・プログラムも持っています。そして、選択制グローバル研修や日常の学びでの様々な取り組みは、人口縮小の社会に向かう備えのために視野を拡げ、新しい気づきや発見を学びの動機にすることを狙いとしています。
本校の英語教育の特長
英語を「生きる力」として学ぶ
本校の英語教育は、単なる教科ではなく「生きるための力」として位置づけています。「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能をバランスよく強化し、実践的な英語力を養います。
IELTS推進校としての取り組み
本校は神奈川県で初めてのIELTS推進校に認定され、英語の4技能(リスニング・リーディング・ライティング・スピーキング)を総合的に伸ばすカリキュラムを整備しています。中高一貫の強みを活かし、IELTSのスコア向上を目指す学習を実施。GLEクラスではIELTS対策を組み込み、年間1~2回の受験機会を設け、国内外の大学進学や海外研修に必要な実践的英語力を養成します。生徒が主体的に学習できる環境を整えています。
CLILの導入
本校では、英語を「生きる力」として学ぶため、CLILを導入しています。中学1年生から、社会や理科などの教科を英語で学ぶことで、言語と教科知識を同時に習得し、国際的な視野を養います。教材には『TIME ZONES』を使用し、視覚的な理解を促進。英語を使って考え、発信する機会を増やすことで、実践的なコミュニケーション力を育みます。
GET&TTによる授業
本校では、外国人教員(GET)と日本人教員(JET)によるティーム・ティーチング(TT)を導入し、実践的な英語力の育成を目指しています。ネイティブの発音や自然な表現に触れながら、文法や語彙を体系的に学びます。特に中学生の授業ではTTを基本とし、生徒が英語を使う機会を増やしています。多様な文化やコミュニケーションの違いを学ぶことで、国際的な視野を広げ、実践的なスピーキング力を養います。
選択制グローバル研修
本校では従来の修学旅行に代わり、個々の興味に応じた選択制グローバル研修を導入しています。各自の興味・関心により、これからの学習や進路を考える上で刺激となる研修を自由に選択することで、主体的にかかわり、学びを深めることができます。
- マレーシア研修
- カナダ夏期研修
- カンボジア サービス・ラーニング研修
- ドバイ研修(ドバイ短期留学プログラム) など
GLEクラス(Global Learning through English)
GLEクラスのビジョン
GLEクラスは、高度な英語力と批判的思考力を養成する特別プログラムです。英語でのディスカッションやディベート、論文執筆を通じて論理的思考を鍛え、国際的な視野を広げます。ネイティブ講師による少人数制の指導のもと、英語で学び、発信する力を強化。さらに、海外研修や国際会議への参加機会を設け、実践的なリーダーシップスキルを育成し、グローバル社会で活躍できる人材を育てます。
育みたい3つの力
校訓である「人になれ 奉仕せよ」の精神に基づき、自分のあり方や興味関心を知り、主体的に自ら学び、学んだことを社会貢献につなげられる力をつけることを目標としています。高校1年次では「自分」を知り、高校2年次にはテーマに沿って研究を進め、高校3年次にはまとめと振り返りをします。
主張を論理的に伝える力を養うことを目標としています。論理言語力では高い言語能力と論理的思考力、社会問題を的確に読み取り理解する力を育み、小論文では 的確な言葉で論理的に相手に伝える練習をしながら、根拠に基づいて自分の意見を表現する方法を学び、「書く」ことを主体に進めます。英語の授業でもアカデミックライティングを授業内で取り入れ、両言語で書く力の育成を目指します。
英語母語話者のような流暢さに加え、精確さも兼ね備えた英語力の習得、IELTS 6.0以上の獲得を目標としています。英語科ではすでに2019年度から先行してGLEをスタートさせ、英語「を」学ぶのではなく、英語「で」学びを深めています。本校には8名のGETs(Global English Teacher)が常勤し、毎日の授業や日常的に生徒と関わりを持っています。それに加え、ここのペースでの英語習得を可能にするために、海外の講師とのマンツーマンのオンラインレッスンを継続的に受講します。